やめるときも、すこやかなるときも
最近は読み終えた文庫本で適当なヤツを
我が家の小5の娘に読ませています。
「すずめの戸締り」とか「かがみの孤城」とか大丈夫そうな本です。
あっという間に面白そうに読んでくれるので張合いがあります。
以前は現在中1の息子に「バッテリー」とか野球関連の文庫本を
「読んでみて」と渡していましたが、ほとんど読んだ形跡がありませんでした。
息子は母親の血が濃いのだろうと思います。
集中して読む娘の姿を見て、次回は父親を大事にする娘の物語を渡そうと思います。
問題は自分の記憶力です。
1冊読み終わって次の本を読んでいるうちに
前に読んだ本のあらすじすら忘れてしまいます。
背表紙のタイトルだけではセレクト出来ません。
情けないです。
今日読み終えたのは「やめるときも、すこやかなるときも」窪 美澄 著です。
何だか家具職人になりたくなりました。
内装屋やっていて化粧板の什器を納めたり
何でもビス止めしてるのが恥ずかしくなりました。
帰宅したら我が家の切れない包丁を研ごうと決めました。
その場で強く影響を受けますが、すぐ忘れてしまいます。
昔ブルース・リーの「燃えよドラゴン」を映画で観た帰り道を思い出します。
つい顔を作って奇声を上げ、前を歩く人から振り返られました。
当然ですが、ヌンチャクも買いました。
本の方は冒頭のシーンでこれは娘には読ませられないなと思いましたが
最後まで読んだら意外とイケるかもと迷っています。
酒に溺れたダメな父親が2名登場してきますが
娘からそっち側と誤解されるのは絶対嫌です。