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少し前ですが、俳優の田村正和さんが亡くなりました。

独特の演技で古畑任三郎とかよくモノマネされていました。

 

自分は古いタイプの内装屋なので残業が多く

あまりTVドラマを見ることはありません。

それでも昔、田村正和さんが天才建築家の役、

木村拓哉が無名若手建築家の役で

宮沢りえを取り合うドラマを何となく覚えています。

 

製図台に向かうキムタクの後ろで

田村正和さんが図面を見ているシーンがあって、

その二人の表情がまるで優勝を決めるラストパットの

芝目を読むゴルファーとキャディーのように真剣で

そんなに。。。!と笑えたのが記憶にあります。

 

最近も徹夜で見積もり作業中に

早朝再放送されている「暴れん坊将軍」をつい見てしまいました。

悪者は徹底的に卑怯者で強欲で、

被害者は正直者で真面目で酷い目に合うけど、

最後に「余の顔、見忘れたか?」で決着させるワンパターンです。

 

途中、被害者が絶体絶命のピンチになっても

急に松平健が現れて救ってくれます。

いくら何でも時間的に無理な設定でも

馬に乗って来て助けてくれます。

 

あぁ、これ、これ!と残業に疲れた自分を癒してもらいました。

プロレスといい、時代劇といい、

純粋に楽しめる自分が何だかいいなと思いました。

 

こういう純粋な心を持ち続けている人間は

少なくとも自分の周囲にはいません。