薄墨太夫ファンとしては複雑です。。。
通勤や移動手段として電車を使う事が多いので
その時間帯はほぼ文庫本を読みます。
好きな作家や話題作を中心に気軽に読んでいます。
そんな中でも佐伯泰英の長編時代小説は
仕事が忙しい時でも行き詰っている時でも
気分転換にちょうどよいのでハマっています。
3~4シリーズは読んでいますが、
基本的に主人公は圧倒的に強い剣豪で、
やたらとモテます。
聞き分けの良い「美人妻」、何でも許してくれる「上司」、
やたらと気前の良い「豪商」、妙に気に入ってくれる「時の権力者」たちに囲まれて、毎回大活躍します。
ワンパターンですが、単純に面白くて好きです。
ただ今回の『吉原裏同心』シリーズの第25巻『流鶯』はどうなのでしょうか?!
とうとう主人公の『神守幹次郎』と吉原で人気絶頂の
『薄墨太夫』が身請けされて『加門麻』となり、一夜を共にしてしまいました。
応援はしていましたが、調子に乗り過ぎだと思います。