子供に負けるのは嫌だ!
昨日 銀座の現場の昼休みに新橋のSL広場に行きました。
ちょうどその時に1メートル角くらいの大判の将棋盤を数カ所設置して
自由参加の将棋が行われていました。
小学1年か2年生くらいの男の子が年配者と対局していたので見物しました。
素人目に見ても男の子の方が断然有利です。
諦めずに長考に長考を重ねて唸る年配者と
手持ちのジュースを飲みながらじっと待つ子供の対比が面白かったです。
やっと相手が指すと1秒もかけずに指し返します。
あっという間に子供が勝ちました。
自分も中学生くらいまで将棋で遊びました。
その時代は棒銀とか金櫓とか古い定石を本で読んで実践していました。
アドリブが効きません。
今は藤井聡太のように変幻自在の将棋の時代です。
その子も強いので次々とベテラン挑戦者が現れますが
迷いのない早指しであっという間に相手も追い詰めていました。
相手が駒音強く攻め込むと軽く受けて、緩い手を指すと容赦無く攻めて行きます。
ほとんどその子は10秒以内に指します。
何だか面白くてつい30分ほど見物してしまいましたが
早すぎて自分では次の手考える時間ありませんでした。
ギャラリーもその子の周りだけ大勢いましたが、きっと皆そうです。
藤井聡太もきっと子供時代から腕自慢たちの鼻をへし折ってきたのでしょう。
幼稚園時代の藤井聡太と将棋してボソボソ感想言われたり
同じく張本智和と卓球して「チョレイ!」とか言われたりとかは
絶対嫌だなと新橋SL広場で改めて思いました。