着工前の緊張感嫌いじゃないけど…
来週2月1日から着工予定の横浜の寿司屋さんに
どっぷりとハマってしまいました。
発注図描いても描いても変更になります。
設計監修は今一番売れっ子の建築家K大先生です。
初めての関わりだし地元横浜の物件なので頑張っていますが
船頭役が多くて船がなかなか進まず、心が折れそうです。
現場は横浜駅のすぐ側なので自宅から歩いて通えますが
しばらくは直行直帰出来そうもありません。
しかも世の中は繁忙期の真っ最中です。
早く発注しないとヤバいと気ばかり焦ります。
そういう時でも「新年会しませんか?」とか「今晩出勤します」とか
「配車係出来ますか?」とか別件メールが来ます。
今回の物件のコーディネーターF氏から
昨晩午前2時過ぎに銀座で豪遊しているB社のK社長見かけましたと
連絡を受けました。
B社と言えば今回の物件でも設備全般を発注予定の会社です。
設備図面の作成が遅れに遅れているにも関わらず、飲んでいるようです。
文句を言ったら「変更、変更でまとめられない。ウチのせいですか?」と
逆ギレされました。
繁忙期なので我慢しますが、いつか仕返しします。
現場が始まってもB社の場合、ずっと昼夜働いているN清さんが
2週間ほど遭難して自力で下山してきたかのように疲れ切った状態で
現場にやってくるはずです。
電気のK社のY男氏は昨年からそろそろ引退したいと言っています。
木工のL社のM社長は体調不良の為、弱々しい声で「これが遺作かな」と言っています。
しかもメインの下請け工場はニューヨークの寿司屋さんの物件対応中です。
それぞれ結構な物量を製作してもらわないといけません。
内装屋のこのヒリヒリとした緊張感がたまりません。