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2022年ももうすぐ終わりです。

 

11月下旬から施工していたお台場のオフィス工事は無事に引き渡し、

ちょっと照れるくらいクライアントから褒められました。

年末に急遽依頼された横浜のホワイトニングショップと

築地の幼児教育アカデミーの教室の床工事も明日12月29日で終了します。

12月30日は中1の息子のリトルシニア野球の練習納めに同行します。

多分相当量の片付け業務が待っているはずです。

 

それで今年の全ての業務を終えます。

あっという間の1年でしたが、こんなに動く65歳はいないと自負しています。

 

1995年に脱サラして独立開業、年収はサラリーマン時代の3倍から5倍になりました。

2008年に法人化して自分の老後に備えようと企てましたが失敗しました。

サラリーマン時代から制作マンの育成には自信を持っていましたが

独立後は全然育てる事が出来ませんでした。

 

各物件毎に詳細検討、発注順位と納期の確認、施工手順さえ守れば

そんなにトラブル起きないし、その積み重ねの経験で制作技術も高くなるはずですが、

ダメでした。

 

資材のない状態の時に墨出し完了していないとダメな放射状の意匠の物件で

墨出し未完で着工したり、

防水区画を1メートル間違えて施工を進めていたり、

完成間近の物件で床暖房の配管を丸のこで切断したり、

枠も見切も下地補強もない状態で壁仕上げがどんどん進んでいったり、

業績不振で危ないと噂の会社の仕事を勝手に受けて不渡り喰らったり、

引き渡し後も1〜2週間ダメ工事したり、

発注予定額オーバーでも平気で値決めしたり、

オープン間近にボトル棚落下させたり、

商業施設のテナント区画の解体で全ての配線を処理して全館空調停止させたり、

その始末書の社印を朱肉ではなく赤スタンプで押印したり、

大部屋から小部屋に移ると何故か床タイル目地が曲がってしまっていたり、

ドア下からバックヤード側の床仕上げを堂々と見せていたり、

引き渡し間際に行方不明になったり、

着工前日に行方不明になったり、

預かっている鍵を紛失したり、

遅刻されたり、夜間作業が続くと必ず体調を崩したり、サボったり、拗ねたり、、、

長い間 想像を絶する低次元の問題に苦しめられましたが、やっと解放されました。

 

これからは

「ガラスの腰と膝を持つ男」と各方面から揶揄されている関節痛に注意しながら

二度と運転資金の融資を受けずに融資残高の早期返済を目指し

担当物件は引き渡し二日前に作業を終え、

前日はクリーニングのみの自主ルールを守ってクライアントの信頼回復に努めます。