停戦交渉の解決策
自分の父親はもう10年以上前に亡くなりました。
生前は自分もベイスターズ・ファンになるキッカケとなる
大洋漁業(現マルハニチロ)に勤めていました。
勤務先が青森や北海道だったので
漁業の操業範囲はベーリング海、オホーツク海が中心でした。
ロシアやアメリカの領海ギリギリでの操業となる為
自分の記憶の中だけでも4回密漁で所属船が拿捕されています。
その度にモスクワやシアトルへ国際裁判を受ける為に
単身出張していました。
相手国に大洋漁業という大企業である事がバレると
罰金の額が一桁増えるので、青森の中小企業として裁判を受けたようです。
昔はロシアの警備艇に拿捕された場合
予め準備していたGパンやラジカセを渡すと許されたりしたようです。
裁判になった時も弁護士を通じて関係者と酒の席を設けて
ウォッカの飲み比べで頑張ると仲良くなり、
若干罪が軽くなるという嘘のような自慢話をされました。
ロシア人にウォッカ勝負で負けたらしく
2度目の時は「燗酒で勝負!」と日本酒持参で行きました。
今思えば我が父ながら東西冷戦真っ只中に大したもんです。
ロシアとウクライナの停戦交渉も全然進展しませんが
大統領同士で思い切りウォッカ飲みながら
話し合う場を作るのもいいかもしれません。
ただ2人がT社のT氏とかY社のN氏のように酒癖悪いようだと
絶対ダメです。