「蜜蜂と遠雷」一気読み
通勤電車の中で結構本を読みます。
それでも作者や出版社には申し訳ないけれど
文庫本ばかりです。
どんなに評判の良い話題作でも文庫本になるのを待ちます。
2017年の直木賞と本屋大賞をダブル受賞した
恩田陸の「蜜蜂と遠雷」をようやく読めました。
ひたすらピアノコンクールに出場したメンバーや審査員たちの
心情や演奏を文章にしています。
連休を利用して未発注の製作図や設計変更になった部分を
まとめようと休日出勤しましたが、
面白くて電車の中だけでは止められず
つい上下巻とも一気に読んでしまいました。
実際にピアノをやっている人が読んだら
その表現は違うと思ってしまうかもしれませんが、
一般人の自分はつい栄伝 亜夜と高島 明石を応援してしまいました。
自分も「内装屋」なので たまに主人公が建築家とか
インテリアデザイナーの小説を読んでいると
用語の間違いやそんなヤツいないわ的微妙な表現が
気になって 真面目に読む事が出来ません。
この本も 音楽関係者が読むとそんな感じなのかなと
思いつつ、とりあえず感動しました。
最近はベイスターズの負けっぷりがひど過ぎて
元気が出ませんが、読後の感動をバネに仕事します。
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